バッティングをすると、腰が痛くなってしまう。
こんな悩みを抱えている選手はいませんか?
実はこれ、打ち方ではなく、身体の状態に原因があるかもしれません。
このままにしておくと、バッティングの調子を崩すだけでなく、怪我にも繋がる恐れがあります。
ぜひこの記事を参考に改善していきましょう。

バッティングで腰痛になる原因
バッティングで腰痛になる原因はいくつかありますが、腰椎が動きすぎてしまうことが主に考えられるでしょう。
これには”身体の状態”が大きく関係しています。
胸椎や股関節はモビリティ関節といって、大きく動かすことに適した関節ですが、腰椎はスタビリティ関節といって、大きく動かすことに適していません。
それなのに、胸椎や股関節が疲労で動きづらかったり、元々動きが悪い場合では、本来あまり動かないはずである腰椎の動く範囲が増え、腰痛を引き起こすのです。
そのため、腰椎が動きすぎてしまうような”身体の状態”は改善していく必要があると言えます。
またこのような身体の状態だと、腰痛分離症のリスクも高まります。
そのなかでも10代は発症のリスクが高いため、若いスポーツ選手は特に注意が必要です。
腰痛が長く続く場合は専門家に相談してみましょう。
腰痛分離症について、詳しくはこちらも参考にしてみてください。
反り腰にも要注意
その他、日常的に反り腰の状態だと、腰痛になりやすいため注意が必要です。
反り腰は腹部が弛み、腰部が緊張している状態で過度なストレスがかかります。
この状態でバッティングをすると、さらに腰に負担がかかるため、腰痛が進行してしまいます。
実際、腰椎分離症が起こりやすくなる条件として「腰椎伸展(反っている状態)」+「腰椎回旋(腰を回す)」が知られています。
※参考記事:https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/25/2/25_119/_pdf
反り腰気味の人が腰を回すと、腰を痛めやすくなるのは確かですね。
対処法
まずはストレッチでしっかりと動く身体にすることが大切です。
重点的に取り組みたい部位はこちらです。
・胸椎
・股関節
・もも前
・もも裏
胸椎と股関節は、捻転が必要なバッティング動作に必要な箇所です。
この二つを上手く動かして、腰椎に過度なストレスがかかることを防ぎましょう。
もちろんパフォーマンスアップも期待できます。
もも前ともも裏は、反り腰の予防や改善に効果的です。
骨盤が過度に前傾や後傾している身体は、腰へ負担が大きいので避けたいですね。
なお、ストレッチだけではでなく、体幹トレーニングにも取り組んでみましょう。
体幹部を安定させたり、反り腰の予防や改善にも効果が見込めます。
特に腹横筋はコルセットとしての役割があるため、ここを意識してみると良いでしょう。
(腹横筋は呼吸補助筋でもあるため、口から息を吐き切ることでも刺激できます)
まとめ
ここまでバッティングと腰痛の関係について解説してきました。
今回挙げた原因や改善方法の他にも、いろいろ考えられることはあります。
接骨院や整骨院など、身体のプロに見てもらうのも良いかもしれません。
もりいち鍼灸接骨院では、独自のメソッドを用いて根本原因を見つけ、一人一人に合ったセルフケアをお伝えしています。
この方針により、多くの方が自分の習慣を変えることに成功し、痛みの起きにくい身体を手にいれています。
もりいちの公式LINEでは、自動応答システムの「お悩みチェック」であなたの痛みの根本原因についてアドバイスを送っています!
以下のURLで友達追加ができますので、良かったらお試しください
※痛みに関するお役立ち情報も定期発信中