肩こりは単なる不快感にとどまらず、多くの場合、全体的な体調不良へと繋がる可能性があります。
特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、肩の痛みを悪化させ、頭痛や疲労感を引き起こすことがあります。
今回は、肩こりのせいで引き起こされる体調不良の対策について見ていきます。
肩こりが体調に与える影響
肩の筋肉は首や頭へと続いているため、ここが固まると血流が悪くなります。
それによって頭痛やめまい、集中力の低下といった症状が引き起こされることがあります。
そうなると睡眠の質にも影響を及ぼすため、日常生活におけるパフォーマンスが大きく低下することも。
肩こり自体は耐えられないほどの激痛とは言えないため我慢してしまいがちですが、放置することによる損失は大きいです。
対処方法
正しい姿勢を心がける
長時間同じ姿勢でいることは避け、こまめに体勢を変えることが重要です。
その上で正しい姿勢を維持できるようにしましょう。
なぜなら頭の重さは体重の10%ほどとかなり重いため、少し姿勢が悪くなるだけで大きな負担が肩周りにかかるからです。
パソコン作業が多い場合は、適切なデスクの高さと椅子の調整により、肩に負担のかかりにくい最適な姿勢を探す必要があります。
ストレッチと適度な運動
軽いストレッチや運動は筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。
特に、肩甲骨周りの運動は肩こり解消に効果的です。
環境を整える
明るい自然光を取り入れ、作業スペースに観葉植物を置くなど、リラックスできる環境を作ることも心と体の負担を軽減します。
特に太陽光を浴びるとセロトニンが活性化して気分が軽くなるほか、慢性痛に悩む人が欠乏しているとされるビタミンDが皮膚で生成されるため、改善につながる可能性もあります。
ビタミンD欠乏は慢性疼痛など多数の病的状態と関与している。
引用元:https://www.cochrane.org/ja/CD007771/SYMPT_cheng-ren-noman-xing-teng-tong-zhi-liao-notamenobitamind
プロのアドバイスを求める
痛みが強かったり、上記の対処法を実施しても改善しない場合は、まずは整体などで整えてもらう必要があります。
緊張状態が解除されない場合、痛みをかばって体のバランスが崩れ、他の箇所の不調につながる可能性もあるからです。
もりいちでは、ただマッサージするだけではなく生活習慣の観点から改善のアドバイスを行なっております。
肩こりに限らず、なかなか体調が良くならないなどの悩みも将来的に痛みにつながる可能性があります。
少しでも困ったら気軽にご相談ください。
まとめ
肩こりと体調不良は、生活習慣の見直しや少しの工夫で大きく改善可能です。
詳しいストレッチ方法や生活習慣のアドバイスについては、もりいちインスタグラムもぜひチェックしてください。健康的な毎日を送るための役立つ情報を随時更新しています。