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意外なところに原因があるかも?腰の張りについて

2022.01.07

2022.01.07

 

『なんだか腰が張るんだけど、なんでだろう』

『湿布を貼ったりしているが、いまいち効果を感じない』

 

このような悩みはありませんか?

 

腰の張りを感じる原因は一つではなく、内臓などの内科的な疾患がもとになっているケースもあります。

 

ですが、そのようなケースとは別に色々な原因が絡んで腰の張りを引き起こしているということはあまり認知されていないようです。

 

 

今回は、そんな腰の張りについて一緒に考えていきましょう。

 

 

筋肉をほぐしてもらえば腰の張りはとれる?

身体のどこかに痛みが出たとき、その場所だけをほぐそうとしても改善しないことが多いです。

なぜなら、人間の身体は繋がっていて、思わぬ場所の硬さが別のところの痛みに繋がっていたりするからです。

 

そもそも、日常生活の中で腰に負担がかかるような動きになっている場合、マッサージなどで一時的に痛みが緩和されても、また同じ症状が出てきてしまいます。

 

ですので「治してもらう」というより「自分で治す」という姿勢も大切になります。

 

腰の張りが出た時も、その部位を揉んだり、湿布を貼ったとしても根本的な解決にはなりません。

 

腰の張り感を感じる原因となりうる筋肉

根本的な解決にはならない。とは言いましたが、腰の張りに関係してくる筋肉や組織について知っておいて損はありません。

 

今回紹介するのは、以下の4つになります。

 

・胸腰筋膜

・腰方形筋

・腹筋群

・大腰筋

 

✔︎胸腰筋膜

胸腰筋膜の位置。広背筋と大臀筋を繋いでいる

胸腰筋膜は背中の広範囲をおおう広背筋と、お尻の筋肉である大臀筋と連結している筋膜です。姿勢の保持にも関わっており、日常生活の動きにおいて必要不可欠な役割を担っています。

 

筋膜は痛みのセンサーが密集しているため、この部位に緊張が生じると張りを感じたりします。

 

広背筋や、大臀筋などが硬くなることで胸腰筋膜に影響を及ぼすこともあります。

 

✔︎腰方形筋

12肋骨と骨盤、腰椎に付着している腰方形筋

腰方形筋は骨盤と腰椎、肋骨を繋いでいる筋肉です。

右左両方にくっついていますが、主に以下のような働きがあります。

 

・片方が収縮すると側屈

・両方が収縮すると腰をそらす(腰椎伸展)

 

背中が丸まっていたり、左右でズレがあったりすると張りに繋がったりします。

 

✔︎腹筋群

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋

腹直筋や腹斜筋などの腹筋群は、内臓を保護する、腹圧を高めて排便や排尿促す、呼吸の補助などの働きがあります。

 

これらが硬くなるとどうなるかどいうと、上体が前に引っ張られます。

すると、姿勢保持のために背中側の筋肉が必要以上に活動して、緊張状態に。

 

結果として、腰の張りに繋がるということです。

 

✔︎大腰筋

胸椎12番から腰椎全体にかけて付着し、そこから腹腔の下を通って大腿骨の小転子に付着する大腰筋

大腰筋は胸椎12番〜腰椎から、大腿骨の小転子というところに繋がっています。

 

この筋肉は主に脚を引き上げる動作、もしくは脚を固定して腹筋運動をする際に作用します。(股関節の屈曲と言います)

デスクワークや車の運転などで長時間座っていることが多い人は、この大腰筋がストレッチされることなく短縮した状態になりがち。

 

これによって、大腰筋がくっついている腰椎が引っ張られて腰の張りという症状につながる ケースも考えられます。

 

 

腰の張りでお悩みの方、お気軽にお越しください。

腰の張りについて見てきましたが、いかがでしょうか?

痛みや張りの『原因』と言っても、人によって身体の状態は千差万別なので「絶対こうだ!」とは言えません。

 

もりいち鍼灸接骨院では、その症状を引き起こしている原因となる『本当の原因』を突き止める根本治療を目指しています。

 

・筋膜リリース

・骨盤調整

・鍼灸

 

などの治療のほか、患者様自身が取り組めるセルフケアもお伝えします。

 

身体のことでお悩みで、少しでも当院に興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお電話ください!