なんだか息苦しさがあるんだけど、これって肩こりと関係あるのかな?
このように悩まれてる方は多いです。
確かに、肩こりと息苦しさが同時に発生するお客様は一定頻度でいらっしゃいます。
今回は、そんな肩こりと息苦しさの関係と、その解消方法について触れてみます。
自律神経を乱すから
肩こりになっているということは、首や肩まわりの筋肉が緊張状態にあるということです。
筋肉が緊張してしまうと、交感神経が優位になり自律神経が乱れてしまいます。
なぜ、交感神経が優位になると息苦しさにつながるのか?
それは、交感神経が心拍数を増加させ、酸素を多く取り入れるために呼吸も早くしようとするためです。
知らず知らずのうちに呼吸が早くなっている場合は、深呼吸をすることで副交感神経を優位にすることもできるので、たまにはリラックスして深呼吸をしましょう。
姿勢が悪くなっているから
先ほどとも関連していますが、肩こりになる原因が、そもそも「悪い姿勢」にある場合が多いです。
その悪い姿勢の代表が、猫背。
猫背になると、背中が丸くなり肺に取り込む空気の量が少なくなります。
結果として、酸欠のような状態になってしまうので息苦しさを感じるということです。
また、斜角筋、胸鎖乳突筋、肋骨挙筋、大胸筋、小胸筋などの呼吸補助筋が姿勢が悪くなることで働きにくくなり、必要以上に頑張って呼吸をしようとしなければならなくなっていることも考えられます。
簡単にいうと、姿勢が悪いことで、呼吸に関連する機能が制限されてしまうのです。
まとめ
肩こりになるということは、そもそも肩こりになってしまうような習慣が身についてしまっているということです。
肩こりと一緒に息苦しさが生じているのであれば、その原因となる習慣を根本から改善していくことで、肩こりの症状緩和とともに息苦しさが改善される可能性も十分にあります。
とはいえ、人によって症状の程度も、原因となっている部位も少しずつ異なりますので一度専門家に診てもらってから改善のためのケアを行うのが良いでしょう。
もりいち鍼灸接骨院では、独自の手法を用いてあなたの不調の原因を見つけ、最適な施術とオーダーメイドのセルフケアを提案できます。
肩こりに限らず、腰痛やそれと関連する痛みがある方は、ぜひ一度きてみてください。