ゴルフ愛好者の中で悩まれる方が多い「ゴルフ肘」は、腕の内側に痛みを感じる肘の障害です。
痛みが続くとプレーへの支障だけでなく、日常生活にも影響が出てしまうため、適切な治療と予防が大切です。
今回は、ゴルフ肘の原因や治療方法、再発防止のポイントを詳しく解説します。
なお、もりいち鍼灸接骨院では対症療法ではなく根本的な改善を目指す施術を提供しています。
これまでにも多くのアスリートの痛み改善に成功してきた実績がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
ゴルフ肘の原因
ゴルフ肘は、内側上顆炎(ないそくじょうかえん)と呼ばれ、肘の内側にある筋肉や腱が炎症を起こすことで痛みを引き起こします。ゴルフのスイングや打撃動作によって、肘の内側に強い負荷がかかり続けることが原因です。以下が主な要因です。
1. 繰り返しの負荷
ゴルフでは、クラブを振るたびに肘の内側に負担がかかります。
特に初心者やスイングのフォームが不適切な場合、より強い負荷がかかりやすくなります。
2. 過度な練習量
一度に長時間ゴルフをプレーすることで、腕や肘への負担が増し、炎症が生じやすくなります。
3. 体幹の不安定性
体全体を使ったスイングができないと、腕や肘に余計な負担が集中し、怪我をしやすくなります。
特に体幹やインナーマッスルが十分に機能していない場合、怪我のリスクが高まります。
ゴルフ肘の治療法
ゴルフ肘の治療にはいくつかの方法があり、症状の重さや原因に応じて適切な治療を選択することが重要です。
ストレッチとリハビリ
肘や腕の筋肉をほぐすストレッチを行い、柔軟性を高めます。
特に前腕の屈筋群(手首を 内側に曲げる筋肉)をゆっくりと伸ばすことで、筋肉の緊張が和らぎます。
その上で、体幹や肩甲骨周りの筋肉を整え、鍛えることで、腕だけに頼らないスイングが可能になります。
特に腹横筋などのインナーマッスルを強化することで、スイング時の体の安定性が向上し、再発を防ぐ効果が期待できます。
再発を防ぐためのポイント
ゴルフ肘は再発しやすい障害のため、日頃のケアと予防策を講じることが大切です。
適切なフォームの確認
専門家やトレーナーにフォームをチェックしてもらい、体全体を使った正しいスイングを習得しましょう。
腕だけに頼ったスイングではなく、体幹を使うことが大切です。
練習量、食事の管理
過度な練習は避け、適度な休息を挟むことが重要です。
長時間のプレーを避け、1回の練習に無理なく取り組むようにしましょう。
栄養面でもバランスよく摂取しなければ、体が正しく修復されません。
なぜなら、ビタミンやミネラルなど、必要な栄養素がなければ体内で適切に変換されないからです。
例えばプロテインだけでは不十分です。
食事では何か一つに偏らず、バランスを考えて摂取しましょう。
体幹トレーニングの継続
インナーマッスルの強化を継続し、体全体で安定したスイングができるようにしましょう。
これにより、肘への負担が分散され、怪我のリスクが減少します。
最後に
ゴルフ肘は、日頃のセルフケアと適切な治療で改善が見込めます。
正しい治療と予防策を実施し、健康的なプレーを楽しみましょう。
ゴルフ肘の症状が続く場合や痛みが強い場合 は、専門の治療院での相談をおすすめします。
もりいち鍼伮接骨院では対症療法ではなく根本的な改善を目指す施術を提供しています。
これまでにも多くのアスリートの痛み改善に成功してきた実績がありますので、まずはお気軽にご相談ください。