陸上競技は、走る・跳ぶ・投げるなど、全身を使うダイナミックなスポーツです。
しかし、その一方で膝の痛みや肉離れ、捻挫などの怪我も起こりやすい競技でもあります。
怪我が続くと、パフォーマンスが落ちるだけでなく、大会や進学にも影響することがあるため 「怪我をしない体づくり」はとても大切です。
この記事では、もりいち鍼灸接骨院の森下が考える「根本的に怪我を防ぐために大切なこと」について、できるだけ分かりやすくお伝えします。

怪我を防ぐためには「食事」も大事なポイント
意外に見落とされがちですが、怪我を防ぐためには食事による体の管理がとても大切です。
骨や筋肉を作るタンパク質、エネルギー源となる炭水化物(何で摂るかが重要)体の回復を助けるビタミンやミネラルなど、バランスよく食べることで回復力が高まり疲れにくくなり、怪我のリスクが減ります。
特に成長期にある中高生は、体がどんどん変化する時期。
必要な栄養が足りないと、筋肉のバランスが崩れたり、疲労がたまりやすくなったりしてしまいます。
怪我をしないための「正しい動き方」を身につける
ただ、栄養をしっかりとっても、体の使い方に問題があれば怪我のリスクは残ります。
私たちは「怪我をしにくい動作を身につけること」も非常に重要だと考えています。
たとえば、走る・ジャンプする動作で「膝」ばかりを使ってしまう選手と
「股関節」もうまく使えている選手では、怪我のしやすさに違いが出てきます。
膝関節ばかりを使っていると…
• 太ももの前(大腿四頭筋)を使いすぎてしまう
• 膝への負担が増える
• 膝周辺の炎症や痛みが出やすくなる
股関節をしっかり使えていると…
• お尻や体幹の大きな筋肉が働き、体を支えてくれる
• 膝への負担が減る
• 効率のいい走りができる
この違いを生むカギが「腸腰筋(ちょうようきん)」というインナーマッスルです。
腸腰筋がしっかり働いていれば、足を前に運ぶときに太もも前の筋肉を使いすぎずに済みます。
その結果、膝へのストレスも軽減されます。
柔軟性と筋肉のバランスも重要
股関節を使う動作を身につけるには、体の柔軟性や筋肉のバランスを整えることが必要です。
たとえば、ハムストリングス(太ももの裏)やお尻の筋肉が硬くなっていると、どうしても股関節をうまく使えず、結果的に膝に負担が集中してしまいます。
日々のストレッチやケアを大切にし「動かせる関節はしっかり動かす」ことを意識して みましょう。
自分の「体の癖」を知ることから始めよう
自分がどんな体の使い方をしているのか「自分の癖を知ること」も大切です。
• 走るときに足が流れていないか
• 着地のときに膝が内側に入っていないか
• 左右で力の入り方が違わないか
こういった小さな癖が、積み重なると大きな怪我につながることもあります。
専門のトレーナーや整骨院などで体の使い方をチェックしてもらったり、動画で自分の動きを見直 したりするのもおすすめです。
毎日のケアが怪我予防の第一歩
最後に忘れてはいけないのが「毎日のケア」です。
• 練習後のクールダウンやアイシング
• ストレッチやマッサージ
• よく寝ること
こういった基本的なことをコツコツ続けることが、結果的に一番の怪我予防になります。
まとめ
陸上で怪我をしないためには「栄養」「柔軟性」「正しい動き方」「癖の把握」「日々のケア」という、いくつかの要素をバランスよく意識することが大切です。
一時的な対処ではなく、根本から体を整えることが、パフォーマンス向上にもつながります。
未来ある中高生アスリートたちが元気に、そして長く陸上を楽しめるよう、親御さんも一緒に体づくりをサポートしてあげてください。
もりいち鍼灸接骨院では、継続的に成長していくための栄養のアドバイスから、今の身体の状態を改善する施術、それを維持するためのセルフケアまで幅広い視点からお子さんのスポーツを支えています。
もし、スポーツの怪我などでお悩みであれば、ぜひ一度ご相談ください。