肩こりは、長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、ストレスなど多様な原因によって引き起こされます。
当院では、これらの根本原因を特定し、一人ひとりに合った施術を提案しています。
特に、ひどい肩こりの場合はただ揉むだけでは根本的な解決にはなりません。
今回は、ひどい肩こりになった場合にどうすれば良いか?について解説します。
マッサージでアプローチ:即効性と持続性を高めるテクニック
マッサージは、筋肉の緊張をほぐし血行を促進することで、肩こりの症状を和らげます。
もみほぐす強度については諸説ありますが、以下の研究論文では高強度の圧の方が
「肩こり度の低下」
「鎮静化」
の効果があったとしています。
→指圧・マッサージ圧の強弱の違いは肩こりをほぐす効果に影響を及ぼすか? 2018 松村ら
ただし、この実験は指圧後7分後という短い時間内での測定であることに注意が必要です。
強すぎるマッサージでは翌日になってもみ返しが起きる可能性もあるため、一概に強い方が良いとは言い切れません。
また、凝っている原因が肩以外にある場合、その部位を適切にほぐすことで姿勢が改善されて結果的に肩こりも緩和することもあります。
セルフケアのすすめ:自宅でできる簡単なストレッチとエクササイズ
セルフケアは肩こりの再発を防ぎ、日常生活の質を向上させる鍵です。
ストレッチや軽いエクササイズを日常に取り入れることで、肩周りの筋肉が柔軟に保たれ、症状の悪化を防ぎます。
当院では、お客様の状態に合わせてセルフケアをカスタマイズします。
そのため、どれか一つだけを勧めることはしません。
もし何かをやってみたいのであれば、ラジオ体操や散歩など軽い負荷のものから始めてみてください。
食事でサポート:肩こり改善に役立つ栄養素
栄養バランスのとれた食事は、体全体の健康を支えるだけでなく、肩こりの改善にも効果的です。
例えば、マグネシウムやビタミンB群は筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。
注意点としては、人によって体質が異なるため、絶対的な正解はないということ。
例えば、日本人は乳製品が体質的に合わない人が多いとされます。
その一方で、問題なく摂取できる人もいます。
自分の体質を調べるために、初めに血液検査を試してみることも大事です。
ストレスマネジメント:心の負担を軽減する方法
心理的なストレスも肩こりの大きな原因の一つです。
ストレスを効果的に管理することで、肩こりの症状を軽減できます。
適度な運動、食事の改善、深呼吸などを実践することで、心理的なストレスを緩和することは可能です。
無理せず、自分に合った方法を見つけましょう。
総合的なアプローチで肩こりを根本から解消
もりいちでは、単に症状を和らげるだけでなく、肩こりが再発しないような生活習慣の改善と栄養のサポートも含めた総合的なプログラムを提供しています。
今回紹介したマッサージ、セルフケア、栄養、ストレスマネジメントの各アプローチを組み合わせることで、肩こりの根本的な解消を目指します
今まで色々な所に通ったけれど、改善しなかったという方はぜひ一度ご相談ください。