・反り腰と肩こり、関係があると聞いたけど、どう関係してるの?
このような疑問にお答えします。
必ずしも全員が反り腰↔︎肩こりになるわけではありませんが、反り腰はあらゆる慢性痛のもとです。
今回は、反り腰傾向の人が肩こりになりやすい理由を解説します。
反り腰は肩こりの根本原因を作る
肩こりの多くは、不良姿勢による肩や首周りの筋肉疲労が原因です。
具体的には、以下のような流れで肩こりの悪循環に。
1.悪い姿勢を続けることで、背中側の筋肉が緊張する
2.筋肉の緊張が続くと、循環不良から細胞などにダメージが生じる
3.ブラジキニンなどの発痛物質や、プロスタグランジンなどの発炎物質が分泌され痛みに
4.痛みにより交感神経が優位になりさらに緊張状態へ
反り腰は、この流れの中だと1.の”悪い姿勢”に該当します。
腰が反るとバランスを取るために猫背気味になりますが、これは頭の重さを背中で受け止めているような状況。
すると、背中(肩まわりや首まわり)の筋肉が緊張してしまうわけですね。
反り腰を改善するために大切な考え方
反り腰を改善するには、腰を反らない身体の使い方を覚えるのが大切。
そのためには、まず身体を整える必要があります。
どれだけ良い姿勢を意識しても、体幹が弱かったり、身体が固かったりしたら、すぐに元通りになりますからね。
反り腰の場合は、体幹筋力の不足、太ももの前側の筋肉の緊張、股関節が硬いなどの様々な要素が関わり合っています。
体幹の筋力は十分かな?
身体の硬さのバランスは大丈夫かな?
などといった感じで、自分の身体と向き合いましょう。
よく用いられる手法
反り腰改善のセルフケアとしては、体幹筋である”腹横筋”にスイッチを入れる「ドローイン」や、太ももの前側を伸ばす「大腿四頭筋ストレッチ」などがあります。
仰向けになって、口からゆっくりと息を吐きながら腰と地面の間のスキマを埋める。
すると、腹横筋(ふくおうきん)が活動する。
立って壁などに片手をつきバランスをとり、片方の手で片足の先を掴む。膝を曲げた状態は、大腿四頭筋(太ももの前側)が伸びる。
でも、これらはあくまで手段の一つでしかなく、これだけやっておけば良いというものではありません。
一人一人、全く同じ身体の状態はなく、程度も異なるからです。
もりいち鍼灸接骨院では、独自のメソッドを用いて根本原因を見つけ、一人一人に合ったセルフケアをお伝えしています。
この方針により、多くの方が自分の習慣を変えることに成功し、痛みの起きにくい身体を手にいれています。
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