テニスをしていて肘が痛む。
こんな悩みを抱えている方はいませんか。
テニス肘の治療法のひとつとして、マッサージがありますが、ただ闇雲に筋肉を緩ませるだけでは十分ではないかもしれません。
今回は、あまり知られていない、テニス肘に対するマッサージの有効性や根本改善について、お話ししていきます。
マッサージの有効性
結論から言うと、効果はあるが、根本改善にはなりません。
もちろん軽い炎症が起きているだけであれば、少し安静にすれば痛みもなくなるでしょう。
これには、マッサージで筋を緩めることも効果があります。
しかし、現役でテニスをプレーしているのであれば、痛みが出たら休む、治まったら再開するの繰り返しでは、問題の根本改善にはなりません。
それではどうすれば良いのかというと、動作改善をし、ラケットでボールを打つ際の負担を減らすことが必要です。
動作改善をするためには、痛みの該当箇所だけのマッサージやリハビリだけでは足りません。
しっかりと全身を診て、運動連鎖を止めている箇所の動きを正常にしていく必要があります。
痛みが出ている箇所と原因は異なることを、まずは理解しておきましょう。
テニス肘とは
テニス肘とは、一般的には上腕骨外側上顆炎のことを指すことが多く、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。
テニス肘という名がついていますが、テニスをしていなくても発症することがあります。
また加齢によって、腱が痛んでしまうことも原因として挙げられます。
いずれにせよ、使いすぎで負担がかかり痛めているのです。
改善策
今回は、テニスプレーヤーにとっての改善策をお伝えさせていただきます。
なお、一般的な改善策と言うと、痛みが引くまで安静にすることや、肘の周辺や指をストレッチしたり、マッサージでほぐす方法が挙げられます。
ネットでもこれらの方法について紹介されていることが多いのが分かるかと思います。
もちろんこれらも大切なのですが、実は局所的なストレッチやマッサージだけでは対症療法になりがち。
すでに痛めてしまった後では、その場限りの緩和方法にとどまってしまう傾向があります。
それではどうすれば良いかというと『全体を見る』ことです。
正確には、身体の全体を見て、動かないところを見つけてストレッチ等で動くようにすることです。
つまり、全身を連動させることが必要なのです。
例えば、今まで肘を支点にラケットを振りボールを打っていたのを、全身を使って行うことができれば、ひとつひとつの筋肉や関節、腱の負担は減ることになります。
連動性が高まれば、ケガ防止だけでなく、パフォーマンスアップも期待できます。
あなたの根本改善をお手伝いします
全体を見るのが大事とは書きましたが、運動連鎖を止めている箇所を探したり、自分の苦手な動きを正確に把握することは難しいでしょう。
ですので、テニス肘のみならず身体の痛みで悩んでいる方は、まず専門家に身体のバランスや可動域を診てもらうことをおすすめします。
もりいち鍼灸接骨院では、独自のメソッドを用いて根本原因を見つけ、一人一人に合ったセルフケアをお伝えしています。
この方針により、多くの方が自分の習慣を変えることに成功し、痛みの起きにくい身体を手にいれています。
以下のページではこれまでの事例も掲載させていただいておりますので、ぜひご覧ください。
https://moriichi-ss.com/index.html