高齢になると、あらゆる身体の不調に悩まされがちです。
中でも肩こりは多くの方が経験する疾患で、病院に行ったりマッサージをしたりしても、あまり根本的に改善しないケースがほとんど。
「歳のせいだから…」などと諦めてしまう人も多いでしょう。
でも実は、肩こりは年齢を重ねているからどうしようもない、というものでもありません。
実際に、私のところに来てくださるお客様の中には、決して若いとは言えない年齢でも肩こりが改善したケースもあります。
肩こりになってしまう原因を知った上で、適切な対応を継続すれば今よりも改善できるはずなのです。
今回は、そんな肩こりの原因と対処方法について見てみます。
そもそも肩こりの原因とは
肩のこりの原因は、首や背中にある筋肉の緊張です。
特に僧帽筋という筋肉は緊張しやすく、肩こりで悩んでいる方はこの筋肉がカチカチになっていることが多いです。
ちなみに、緊張により痛みが出るしくみは以下のような感じ。
1.筋肉の緊張が続くと、循環不良から細胞などにダメージが生じる
2.ブラジキニンなどの発痛物質や、プロスタグランジンなどの発炎物質が分泌され痛みに
3.痛みにより交感神経が優位になりさらに緊張状態へ
肩こりを改善するには、この悪循環をストップする必要があります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
対応策は
肩こりを根本から改善するために特に重要なのは、正しい姿勢です。
なぜ姿勢が大切なのかというと、悪い姿勢になると体重の10%ほども重さがある人間の頭を支えるために、背中や首の筋肉が過剰に頑張らないといけなくなるからです。
重力に対して、可能な限り均等に負荷を分散させることで、肩こりの重症化も防げます。
では、正しい姿勢を手に入れるためにはどうすれば良いでしょうか?
無理やり姿勢を直そうとはしない
ここで、あまりオススメできないことは「頑張って良い姿勢に直そうとする」です。
正しい姿勢が大事なのは間違いではありませんが、そもそも全身の筋肉のバランスが崩れていたり骨格に歪みが生じていたりすると、無理に良い姿勢にしようとしたら逆に痛みが出る可能性があります。
こういった場合は、崩れてしまっているバランスを整えてあげなければなりません。
もりいち鍼灸接骨院では、あなたの痛みの根本原因を見極め、その上で適切な施術を行います。
さらに、一人一人にあった独自のセルフケアにも取り組んでいただくことで、自分自身の自然治癒力も高めて根本改善をしていきます。
ささいなお悩みでも結構ですので、ぜひ一度ご相談くださいね。